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崖の上のポニョ 見た感想

「ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子青い海からやってきたポーニョ ポーニョ ポニョ ふくらんだまんまるおなかの女の子〜」耳に残りますね〜この曲。


という訳で、見てきました、崖の上のポニョ。

  


結論から言うと、暖かい印象は残るものの、前評判の高さほどいい映画だとは思いませんでした。


過去の宮崎駿作品の中でも、最も低い年齢層をターゲットにしているんじゃないですかね。だから全体的になんか幼い印象が。僕は映画の奥に流れるちょっと哲学的なところがあった方が面白く(ナウシカなど)感じる人間なんで。。。


ポニョがソウスケをあれほど好きになる理由が全く見えてこないし、あれだけの津波を引き起こしてしまって、多くの人に損害を与えているということが何にもつながっていない気が。ポニョの父親が環境汚染問題を提起しているような面もなくはなかったですが。
良かった点は、主人公のポニョは非常にかわいくて、純粋で微笑ましい気持ちになれたこと。あと、母親リサの声をやった山口智子さんがなかなか良かった。キャラ的にも、リサは強い面が表に出る反面、夫が帰ってこないことに、ふて腐れるかわいい面もあって、素敵な女性です^^


あとは、ディズニーの魔法の世界を日本に持ってきて、宮崎映画に仕立てた印象を感じました。これは否定的に言っているのではないです。むしろ宮崎アニメが向こうに影響を与えている部分もありますからね。


ソウスケが自分の母親を「お母さん」とも「ママ」とも呼ぶことはなく、名前の「リサ」で呼んでいる点は、やっぱり僕には気に障りました。


リサ役をやった山口智子さんは、インタビューで「リサはしんどいな、べそかきたいなという時に、宗介に甘えてしまう。宗介は、それに応えるようにリサを励ましてくれる。対等な視線で、感情を交わし合うことができるんだと思う」と言っています。


そんな関係を象徴するのが、リサの「宗介、だーい好き」というセリフ。家を空けることになったリサが宗介に留守を頼み、「分かった」と心強い返事を聞いた時、宗介を抱きしめて言うのだ。


その通りだと思います。でもこれって母子密着(まあ、この程度は多くの母親が息子に抱く感情だとは思いますが)。そしてそれを離すことで息子に社会性や自立心を与えるのが父親の役目。でもその父親は、映画を通してほとんど役割を与えられていない。。。


そんな点が気になりました。あと、ちょっとひねくものの「トキさん」の役割も中途半端な感じがしました。映画の時間そのものが短い(子供向けなので当然なのでしょう)から、深くは描ききれないという面もあるんでしょうけどね。


ちなみに、こちらのブログの評論はなるほどと思いました。


でも、映画が終わった後、後ろの方で子供が「もう1回みた〜い」と大きな声を出していましたから、子供にとっては良い映画なんでしょうね(笑)。

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